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UnityとUNREAL ENGINEについて

2018.08.06投稿者:Saki Watabe

今回はUnityとUNREAL ENGINEの違いについてザックリと説明していきます。

Unityの特徴

エコシステムを持つのでスマートフォンのゲームやVRアプリによく使われています。
UNREAL ENGINEよりも低スペックの端末でパフォーマンスを出しやすくなっています。
C#でコーディングできることや、360度動画コンテンツのつくりやすさ、日本語の情報の多さといった利点があります。
作品制作の流れとしては、真っ白な状態からコードを打ってどこのキーを押すとどう動くか書いていく形式です。

↓unity:ボールが床に当たって跳ねるアニメーション。
重力など簡単な部分は項目の数値をいじる。ボタンと連動させたりする場合はコードを書いていく。

VRについて

体験会やアトラクションで、ヘッドセットで見ている光景とは別に、パソコン画面に別視点の映像を出したい場合も対応しており、Unityではシーン内にカメラを追加することで簡単にできます。
クロマキー合成で、体験者が実際にVR空間の中にいるかのような合成(UnityのSteam VRプラグイン)機能が標準で搭載されています。
これにより周囲の観客にも体験者に何が起こっているか分かります。

Unityが使われている作品例として、ARゲーム「PokemonGO」等があげられます。

↓unity:アセットストアにあるsteamVR Plugin

UNREAL ENGINEの特徴

リアリスティックな絵を出しやすい為、コンシューマーゲームやアーケードゲーム方面の利用が多いです。
リアル志向のVRコンテンツを制作する場面では多く使われています。
シェーダを書かずにノードベースでマテリアルを作れる事や、数値を変更するだけで簡単な物理演算をつけたり、既存のノードを検索して繋ぎ合わせるだけでアニメーションが可能である事からも映像、CG方面のクリエイターが好むことが多いです。
当たり判定も丸や四角のベースを簡単に選べて作れますし、そこから感覚で大小変えられるのでとても簡単に出来ます。
作品制作の流れとしては、プロジェクトを作る際にテンプレートを選択でき、VR,FPS操作(マウスとW,A,S,Dキー)等の基本プログラムがされている。

↓UNREAL ENGINE:プロジェクト選択画面

UNREAL ENGINEが使われている作品例として「ドラゴンクエストⅪ」等があげられます。

UIが日本語化されていることも使いやすさに繋がっています。
他の使用方法としては、カメラと連動したUNREAL ENGINEを撮影現場で使うことで、ディレクターが見ているモニターには、UNREAL ENGINEを使って合成されたあとの絵が表示される。
それを見ながら演技を直したりできるので、アニマティック用の事例は増えています。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でもUNREAL ENGINEを採用されています。

制作例

UNREAL ENGINEでは、モデルをジャンプさせたいとき、ブループリントでジャンプのノードを追加し、紐付けたいボタンに付けたり、1人称視点等のキャラでしたら初めからジャンプや移動の出来るプロジェクトもあります。
Unityの場合ですと、着地判定までプログラムを書く必要があるので複雑ですが、UNREAL ENGINEの場合は着地時を自動で判定してくれます。なので地面をすり抜けたりといったことはありません。

↓UNREAL ENGINE :first personのプロジェクトで作成すると自動でこのように基本のキャラクターの動き設定が付いたブループリントが作成されます。※これは一人称視点のキャラクターです。

その他にも

料金体制が
Unityはシート制、Unreal Engineはロイヤリティ制の違いがあります。
どちらのソフトでも、多数作品がありますのでそれらから表現の違いを研究するのもおすすめですよ。