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VRコンテンツを作って展示会で運用しました

2018.07.24投稿者:Koyuki Okamoto

先日、VRコンテンツを作って展示会でVRヘッドセットを使って体験してもらおう!という機会がありました。きっかけは展示会での客寄せ効果、そして展示会場に実際に持ってくるのが難しいものをVRによって体験してもらおう!という考えから

ただVRヘッドセットは今や色々ありますね…
スマートフォンを使う気軽なものからパソコンを用意する高度なものまで様々です。

今回は展示会でVRヘッドセットを使うなら、どれがいいのか私なりに調べた結果をご紹介しようと思います。

VRヘッドセットはどれがいいのか??

展示会はもちろん、最近ではVRのアトラクションでよく使用されてるのがHTC Vive。
よく使われているなら問題なく展示会で使えるだろう!とも思っちゃうんですが…

だけど、これには問題が!
HTC ViveはPCと繋ぐ必要があるため有線のケーブルがあります。そのため動いている内に結構ケーブルがぐ〜るぐるとなってしまうこともしばしば…

あと壁に取り付けるセンサーにも問題が!
センサーとVRヘッドセットの間に人が入って塞いじゃうとセンサーが動きを認識できなくなっちゃうんです。だからといって、お客様にセンサーあるのでどいてくださいなんて言うわけにもいかず…さすがにね。

じゃあ結局、どのVRヘッドセットを使うんだ、となるわけで…

今回はそれらの問題を打破すべくIdealensK2+を使いました!

出典:IDEALENS

IdealensはVRヘッドセットの分類としてはスタンドアローン型と言われていて…
なんとこれ、単体で動作してケーブルもいらず、これだけあればいい!という代物!!

早速、IdealensK2+を使って展示会に向けて準備をしていたわけですがここで問題が!
展示会で使うならVRヘッドセットで視聴している中の映像を見れた方がということに。
今回は視聴している方に説明員が説明しつつということだったので、VRヘッドセットの中をモニターにミラーリングして見れた方が説明しやすいのです。

ただ、Idealensは無線を売りにしているVRヘッドセット。
そのため有線で繋げられるHDMIケーブルなどの端子はありません。
それに、繋げられたとしても体験するときにやはりケーブルは邪魔になってきます…
というわけで、無線でVRゴーグルの中の映像を映せる方法を探ることに。

VRの世界をモニターに映そう!

無線で、となって調べた結果として今回はMiracastを使ってみました。
Miracastは充電式ではないので、モバイルバッテリーを用意しました。
そしてVRヘッドセットの映像をミラーリングするためにモニターを用意。
あとはそれぞれを繋ぐケーブルを用意。(大体の場合は付属しているはず)

今回は下図のように繋ぎました。

①MiniHDMI端子(このモニターの場合)
②HDMI端子
③MicroUSB端子
④USB端子

あとはMiracastの説明書どおりに進めればIdealenzK2+の中の映像がモニターにでてきます。

これはテレビですが、こんな感じでモニターにでますよ〜

モニターにミラーリングして映すまではこれでOKですね。
あとは展示会本番にMiracastとモニター、IdealenzK2+が上手く繋がってくれるか…
だったんですが、展示会本番も難なく繋がって1日稼働しました!

補足:IdealenzK2+と同じスタンドアローン型のOculus Goを現在は試していますが、
まだミラーリングはできず…

大きなトラブルはありませんでしたが、ちまちまとしたトラブルはあったのでここでトラブル内容と解決法をのせておきます。

Idealensの中の映像のミラーリングトラブル

ミラーリングできない
→ケーブルの緩みが原因
まずはモニターの電源を切って、一度すべてのケーブルを抜きます。
その後、Miracastとモバイルバッテリーを繋ぎ、Miracastとモニターを繋いでモニターの電源を入れます。

順番に再度、丁寧にケーブルを挿していくのが大事です。
単純にケーブルを挿し直すだけだと、時々上手くいかないこともあり、どうやら接続の順番が少し関係しているように思います。

→Idealensの方でMiracastを認識できていない
Idealensのミラーリング画面でミラーリングできる機器を再スキャンしてください。
再スキャン後にMiracastのデバイス名を選択すると繋がるはず。
それでも上手くいかない際は一つ上のケーブルを繋ぐところからやってみるとできるはず。

こういったトラブルはありましたが、一度繋いでしまえば途中で接続がきれるということはまずなかったです。最初のセッティングのときだけですね。

ただ展示会での稼働時間が長いと気をつける必要があります。
充電式なのでIdealensK2+は6時間、今回使ったモニターは5時間、モバイルバッテリーは10時間。そのため展示会場で空いているときに充電しないとなると充電がなくなってしまうことも。
充電がどれか切れると再度ミラーリングの設定することになって手間ですね。

なので、今回の展示会では交換用の予備を1セット分用意していました。
あと空いているときはなるべく充電しつつで対応していました。
展示会が何日間かある場合は、充電をどうするかも考えておく必要があります。
終わった後の会場で充電できるのか、できない場合はどうするのか、など…

また、充電用の長めのHDMIケーブルやタップの延長コード、ACアダプターも用意していきました。ちなみに展示会での運用ということでウェットティッシュとニンジャマスクなども用意しました。

念の為で色々と用意しておくと安心です。
実際にトラブルが起きた際に焦らず対応できます。