
2009年交通事故により記憶の一部が消えてしまったり新しいことを覚えづらくなるという外傷性脳損傷と診断されたGOMAがリハビリを経て徐々に復活する過程を描いた映画「フラッシュバックメモリーズ」を独自の3D上映形式にて山梨で初の上映。
また上映後は、GOMAによるディジュリドゥのソロ演奏に加え、彼が事故後に描き始めた数々の点描画をVJ mitchelにより映像化しソロ演奏に合わせて披露、さらに編集者 加藤将太(OVER THE MOUNTAIN)によるインタビュー形式でのトークライブも行われる。
場所は、山梨県韮崎市において50年以上愛されてきた街のシンボル「アメリカヤ」。2018年4月ついにリニューアルオープンするこの場所の5階イベントスペースにて、音響にはStudio Camel Houseの田辺玄、フライヤーデザインなどにBEEKの土屋誠という協力体制で開催される。
EVENT REPORT
- Photo by BEEK Design
アメリカヤは、15年ぶりにIROHA CRAFTの手で復活を遂げた。まさにこれから韮崎という町が再び活気を取り戻そうとしている。
交通事故からライブ再開、新曲制作、そして今年はアルバムリリースと数々の復活を遂げて来たGOMAさんをVJとして側で見てきた俺はアメリカヤとGOMAさんが、何か少しリンクするような気がした。
GOMA活動20周年ツアー in 山梨として迎えた当日、トークで「人生、何が起こるかわからない。」と、まさにそれを体感してきたGOMAさんにとって、過去も未来もない。あるのは今を一生懸命に生きる事だけという。
山梨移住者としての俺の人生も、韮崎始め山梨の街もまずは目の前の事を一生懸命頑張って、映画のラストであったように、みんなが楽しく笑顔でいれるような人生や街になっていたら良いなと思ったのでした。
VEJとして柊子と二人で慣れないイベント制作を手探りで、様々な人の助けもあり無事に終えることができました。お手伝い頂いた方々ありがとうございました。そして何よりご来場頂いたお客様ありがとうございました。
終演後、GOMAさんと甲府で深夜までしこたまワインを一緒に飲めた事、もはや飲むためにイベントの開場時間が早かったんではないかという事。そして、帰り際に柊子と握手して「やって良かったね。」と思わず涙したことは忘れません。
重ね重ねありがとうございました。
VEJ 宮沢喬
当日の韮崎は申し分のないくらいの快晴で、GOMAさんを歓迎しているような天気。会場のアメリカヤは、どの階も気持ちの良い風がとおり、人の活気で溢れていました。
生まれ変わった場所での初めての試みに期待を寄せ集まってくださったお客様。映画上映、トーク、ライブと盛りだくさんな内容の中、真剣に目も耳も心も全てをかたむけてくださる様子がとても印象的でした。
終演後、「本当に来て良かった!」「最高でした!」と話しながら、GOMAさんと握手をする様子をみて、この地で開催できたことを嬉しく思いました。
私がGOMAさんを知ったのも、まさにフラッシュバックメモリーズ。その後も復活ライブを観に行くなど一ファンだったので、まさか数年の時を経て、Uターンし巡り合った会社のイベントとして地元山梨に招待出来るとは思ってもみませんでした。
当日のトークは、GOMAさんの記憶を一緒に辿っているような気持ちで、記憶を失ってわかった周りの人の大切さや、過去・未来でなく、今生きる、ただそれだけのことだと、こちらがハッとさせられる内容ばかり。
ライブでは、ディジュリドゥの音と段々と変化する空の色、そしてVJの映像がすべて綺麗にリンクし、特別な世界へ連れ去ってくれました。
こんな素敵な機会と空間を与えてくださったアメリカヤに感謝しております。そして、お手伝いいただいた皆さま、なによりも会場にお越しいただいた皆さまに大感謝です。
終わってからホッとして出た涙、そして、この貴重な体験をわたしも一生忘れません。
本当にありがとうございました!
VEJ 清水柊子
2018年4月28日(土)
GOMA 20th Anniversary Tour in 山梨
映画『フラッシュバックメモリーズ』3D上映 + GOMAトーク&ミニライブ
- 出演
- GOMA
- インタビュー
- 加藤将太 (OVER THE MOUNTAIN)
- 司会進行
- 清水柊子
- VJ
- mitchel
- 音響
- 田辺玄
- フライヤーデザイン
- 土屋誠(BEEK Design)
- 協力
- BEEK
IROHA CRAFT
ボンシイク
五味醤油
ナオミキャンプ
トシくん、いくちゃん
フライヤー置かせて頂いたお店の皆様
- 主催
- visual and echo japan