VEJ甲府のディレクター清水です。
Web制作に勤しんで、未経験からあっという間に8年が経ちました。(つまりもう未経験ではない)
今はWeb制作以外に文化沼というカルチャーショップ&スペースの運営をしながら、今年からは営業部というものを立ち上げていて、その一員としてもひっそり活動しています。
突然業務が増えたり変わったりと忙しい会社ではあるので、「新しいことやってみよう」みたいなノリはもうあまり怖くないのが特徴です。
そういえばこの前久々にテレビをみていたら、俳優の菅野美穂さんが俳優の大泉洋さんのこと一言であらわすと、という問いに「お子様ランチ(のような人)」と答えてました。
理由を聞いてみていると、スパゲッティ・ハンバーグ・チキンライスと色々なものが一皿に詰まっているようにお子様ランチのように、俳優・歌手・タレント・司会、、など多方面で活躍しているの総じて大泉洋さんだという。
そしてお子様ランチと大泉洋の共通点は、
“誰からも愛されてる”
とのこと。
「確かにな〜」
と思わず頷いている自分がいました。
そんなことはさておき、私たちビジュアルアンドエコー・ジャパン(通称:VEJ)は、Webと映像の制作会社と打ち出しており、初めての方へも私自身「 Web制作をやっています」とご挨拶しがちなのですが、実は私たちがお手伝いできるクリエイティブな範囲であれば、“それ以外の制作“にも幅広くご相談にのっています。
Web制作と“それ以外の制作“として関わって6年になるのが、毎年3月に甲府駅の北口を中心に行なわれる大人気のイベント『こうふはっこうマルシェ』の制作です。


こうふはっこうマルシェは、2018年に始まった発酵・ジュエリー・クラフトが集うマルシェ。
甲府にある160年以上続く五味醤油の発酵兄妹プロデュースのもと、地元山梨のみならず全国の「はっこう仲間」が一堂集結するビッグイベント。
内容が盛りだくさんで音楽もトークも聞けて、買ったり食べたり踊ったりと超奇跡の一日。




元々、このマルシェの立ち上がりでは、イベントの日に必要な情報が載っている1ページのWeb制作を担っていたのですが、2020年にコロナで開催を余儀なくされたところから、2021年でもまだまだリアルイベントは難しいため、せめてオンライン上でなにかできないかという相談を受けて、パワーアップバージョンを展開することになりました。
『オンライン上で、リアルに近いものを世に送りたい』
『リアルな会場がなくてもユーザーがサイトに訪れてめちゃめちゃミラクル満足〜なサイトにしたい』
を目標に Web制作の範囲を超えて、
・オンラインマルシェの展開
・はっこう商品のオリジナル詰め合わせボックスの販売
・はっこうのスペシャリストを訪ねるコラム制作
・プレゼントキャンペーン企画
・はっこうマルシェのテーマソング制作
などなど。
関係者の方々と一緒に構想を練りに練り、さまざまなコンテンツを打ち出しました。
当時はコロナ禍だったので、ユーザーの方に家でも楽しめたという声を多方面からいただいたことで、私たちもオンラインの可能性を実感できる制作となりました。
そこから次の年も世の中の状況を見ながら、オンラインとリアルの可能性を見出して制作を続け、昨年と今年は念願のリアル開催が実現できました。(おかえり!)
こうなると
「あれ、もう Webいらないんじゃない?」
と思われがちですが、リアル開催に伴い、私たちは自分の業務が圧迫されるとは全く思っておらず(危機感が逆にないのが問題ではあるw)、リアルでもはっこうマルシェの力になれるように今年も尽力しました。
リアル開催で必要情報をお客さんが取得しやすいようにWebサイトを整理するほか、
・音楽ライブブッキング
・記録の手配
・文化沼での出店
などなど。




関係各所からの要望や相談を想像を超えるアイデアで打ち返す発酵兄妹と一緒に、自分たちが面白いな、やってみたい、と思うことに対し貪欲に向き合うことは、私たちの得意分野かもしれません。
そして一番大切なことは、VEJ以外のクリエイターの方々にもたくさん協力していただき、このさまざまな制作が実現していること。
私たちだけでは担えない範囲は、信頼しきっている社外の方々にすぐ依頼しちゃいます。
なんて言っても、餅は餅屋。
私たちが Web・映像のプロであるように、写真・文章・イラスト・デザインなどのプロが県内外にたくさんいます。
プロに相談することは、より良い制作への近道。
どんなものを作りたいかを相談して、一緒に形にすること、それを進行し、取りまとめることも私たちの大事な仕事だと思っています。
ということで、 Web・映像に止まることなく“それ以外の制作“も承ります。
あ、となるともしや、私たちも『お子様ランチ(のような会社)』と言えるのではないか。
と思ったわけです。(最初の話のわかりやすすぎる伏線回収!むしろ伏線が下手!)
そして
“誰からも愛されてる”
っていうとんでもない難題を目標に、これからもさまざまな制作をさまざまな方に協力をしてもらいながら実現していきたいです。
Web・映像・それ以外、何かご相談したいことがあればVEJへ。
今後もご贔屓くださいませ。
(清水)

