Out of Frame
vol.05 | 2022 | January
コロナ禍からフルリモートワークに切り替わった東京オフィス。甲府と京丹後以外ではオフィスに出社するかどうかの判断を現場に委ねて、大半のスタッフが在宅勤務を選択しました。これまでの約2年間、日々のやりとりはオンラインがほとんど。みんなが一同に会するのは年末だけ。顔を合わせなくなってディスプレイの中でコミュニケーションがほぼ完結するようになっています。
たしかにプロジェクトは進行できるものの、仕事以外のコミュニケーションは減って、どこか繋がりが薄くなった雰囲気を感じます。ふと思い出したのは、そういえば、誰かのデスクの上に置いてある何かがコミュニケーションの種になっていたなということ。いま、スタッフのみんなは何に興味を持っていて、何に偏愛を注いでいるのだろうか。それが以前よりもわかりにくくなったことも事実です。
そこで今回のVEJ通信では、いつも画面に映っていないモノコトに焦点を当ててみました。デスクのまわりにあるもの、コロナ禍をきっかけにはじめたこと。一斉に集めてみたら、一つひとつに人となりを感じて、もっとみんなと会話したくなりました。フレームの外にあるモノコトが、大切な何かを思い出させてくれた気がしています。
VISUAL AND ECHO JAPAN 池田篤
編集:加藤 将太(OVER THE MOUNTAIN)
デザイン:大西 真平
写真:中矢 昌行(表紙 / P2 / P3 / P10 / 裏表紙)
監修:池田 篤、キムラダイゴ(VISUAL AND ECHO JAPAN)
制作進行:大滝 晶子(VISUAL AND ECHO JAPAN)
デザイン:大西 真平
写真:中矢 昌行(表紙 / P2 / P3 / P10 / 裏表紙)
監修:池田 篤、キムラダイゴ(VISUAL AND ECHO JAPAN)
制作進行:大滝 晶子(VISUAL AND ECHO JAPAN)