FROM SCRATCH
vol.07 | 2024 | January

大滝さんのマレーシア通信

こんにちは。大滝です。2023年の4月から、家族の事情ではあるのですが、甲府オフィス、京丹後オフィスに続き、マレーシアにて勤務することになりました。コロナ時代にWork from home、いわゆるリモート勤務も一般的になり、私の業務では若干微妙なところもなくはないですが、体制と設備が整っているVEJではWi-FiとPCと電気さえあれば理論上世界中どこででもお仕事ができるようになったというわけです。池田さん、本当にありがとうございます!ちなみに完全リモート勤務になるため、会社宛のお電話は実は私がマレーシアで受けておりますよ!(IP電話なので電話料金は国内と変わりません。念の為)

 昨年のVEJ通信の予告通り、果物の王様ドリアンを初めて食べました。そして、ドリアンには旬があることも知りました。旬は6〜7月頃と年末頃らしいです。ペナンはドリアンが有名で、シーズンには街中に屋台もたくさん出ています。そして苺みたいに品種があり、品種で味もお値段も全然違うんですって。値段は1つ2000円〜4000円くらいと決して安くはないのですが、熱烈なファンも多くたくさんの人が食べています。

 ホテルや公共施設、公共の乗り物などでは、その強烈な匂いから持ち込みが禁止されています。簡単に匂いを説明すると、常温で長時間放置された生ゴミの匂いです。時間が経てば経つほど匂いはやばくなります。絶対に自分の家には持ち込みたくない代物です。

 私はドリアン農園で食べたので、新鮮&剥きたてのため匂いはあまりなく、匂いで食べられない、ということはありませんでした。しかし、何しろ初めての食感と味で、美味しいかどうかわかりません。食べられなくはないんですよ。手のひらサイズのずっしりとした実は柔らかくて、コッテリしたバタークリームみたいな食感。真ん中にマンゴーみたいな大きな種があります。味は……。甘味はあるけど、遠くにタマネギ、若干の苦味もあって全く他に例えようのない味。三つくらい食べてギブでした。

 ドリアンには体を熱くする作用があるとかで、ドリアンを食べた日は度数の高いお酒はNGとのことでした。体調不良になるようです。ドリアン×ビールで死ぬ!とかいう噂も聞いたことがありますが、ビール程度では死なないとのこと。

こんなマレーシア生活ですが、本当にPCとWi-Fiと電気があればなんとかなりそうなんですよ。時差もたった1時間です。それから旅行するのと住むのって全然違うと思うので、そこら辺を子供にもなんか感じ取ってもらえたらなと思う日々です。
 ペナンは日本からの直行便がなくちょっと遠いけど、シンガポールから1時間半くらいだから、海外旅行に出かけたらぜひついでに遊びに来てください!

来年はラフレシア見たいなあ!

大滝 晶子

Producer / Femme au foyer / VEJ backoffic

2023年4月からマレーシアに移住、現地にて勤務。
日焼けしやすいタイプです。日本だと冬の間にぎり元の肌の色に戻れていましたが、こちらでは戻れないかもしれない。どうしよう。