THE WAY WE WORK
vol.09 | 2026 | April

電波を、あきらめない。

丹後に現れた「スターリンク背負い男」を追え

ひとくちに「リモートワーク」といっても、

働く場所や求める環境によって、 必要な道具は全然違う。
デスクワークが基本のVEJだが、

丹後オフィスに、電波を求めて彷徨う一人の男がいた。

その名も、「スターリンク背負い男」。

どんな僻地でも電波を傍受し、彼は一体何をしているのか?

コンタクトがついに成功。

スターリンクを背負う男とともに、いざ、圏外の向こう側へ。

撮影:由利 沙織(VEJ)

【名前】 スターリンク背負い男(通称)

【職業】電波調査員(自称)
【背負う理由】 丹後の山々や海岸線に潜む「電波の空白地帯」を埋めることに取り憑かれている。彼が通った後には、なぜかWi-Fiが飛ぶという噂がある。
【特徴】常に無表情だが、衛星をキャッチした瞬間だけ少し口角が上がる。
「あきらめたら、そこで圏外ですよ」が決め台詞。

京丹後市ってこんな場所

京都駅から車で約2時間。VEJ丹後オフィスのある京丹後市は、京都府最北端、日本海に面した自然豊かなまち。周辺には、「天橋立」や「伊根の舟屋」などの名所があります。

スターリンクとは?

イーロン・マスク氏率いるSpaceX社が提供する、宇宙の衛星を活用し、山間部や離島でも高速インターネットを利用できる通信サービス。

SPOT 1
霧降りの滝
京丹後市網野町新庄

スターリンク背負い男は滝に向かっていた。あと数歩のところで滝行という距離の場所にスターリンクを設置し、机を広げ配信テストをしていた。配信のリアクションがあり、満足気だった。「なぜそこでPCを広げるのか」と尋ねたところ、「ロマン以外の何ものでもないだろう」」と一蹴された。

SPOT 2
磯砂山
京丹後市峰山町~大宮町

この日の山は豪雪で、足が思うように進まなかった。だが、スターリンク背負い男は歩みを止めない。山頂までは行けなかったが、空が開けた場所でいつもの装備を設置。携帯キャリアの電波は全くなかったが、スターリンクのおかげで通信に成功した。雲が厚くても、電気とスターリンクがあれば通信できることを証明した。

SPOT 3
蒸 -五箇サウナ-
京丹後市峰山町鱒留1648

スターリンク背負い男は磯砂山のふもとにある蒸 -五箇サウナ-に向かった。滝や山に行き体が冷え切ったのだろう。目の前に川が流れており、そこが水風呂となっている。サウナで体を温めた後、京丹後の清らかな水で体を清めて、サウナチェアで整った。この環境でサウナができるのでおすすめだ。

検証結果報告

各スポットでは、スマホの通信が圏外になることがあったが、上空が開けた場所にスターリンクを設置すれば電波は安定していた。ただ、ライブ配信など安定かつ高速通信が求められる環境では、より通信設備を整えたほうが安心だということが分かった。次回スターリンク背負い男に会うときは、彼の荷物が増えているだろう。

最後に

本企画では、インターネット通信が安定しない環境(山奥や野外イベントを想定)において、通信を確保できるかどうか検証した企画です。電波が悪いからと通信をあきらめるのではなく、一度弊社に相談していただき、可能性を探るところから一緒に考えられたら幸いです。

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